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京都府福知山市字大呂
TEL:0773-33-3448
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天寧寺は、福知山の北方の山間にあり、貞治４年（1365）高僧愚中周及を開山として開かれた禅宗寺院です。
足利義持ら将軍家からも信奉され、室町時代の禅宗文化を伝える名刹です。
境内の薬師堂は、寛政６年（1794）に建立され、方三間もこし付という禅宗仏殿の正規の形式をもち、
内部は四半瓦敷きで、鏡天井には原在中の筆による雲竜が描かれており、
京都府北部の代表的建築として京都府の文化財に指定されています。
その他にも、開山愚中周及の画像や十六羅漢像など多くの文化財が残され、禅宗文化の粋を伝えています。
また、天寧寺周辺は市内でも有数の自然林があり、静寂な環境が保全されています。
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