細野峠は三和町菟原中(うばらなか)から大身(おおみ)へ 越える全長約2Kmの峠。
平成8年十一月に文化庁により全国歴史の道百選(No.50)として選定されました。
小倉百人一首の中にある「大江山いく野の道の遠ければまだふみもみず天の橋立」はこの細野峠であることはあまり知られてないようです。
この峠は、江戸時代には参勤交代の要路ともなって福知山藩・宮津藩・出石藩等が通行しています。
細野峠の標高220m頂付近にある石積みは、今は菟原中の龍源寺(弘化元年1844年10月)に移築されている
宝祚山(ほうそざん)百観音堂円通庵跡や茶屋跡が残っています。
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